「あなたにとって価値のあるものはなんですか?」 といろんな人に聞いて回り、その質問の答えを集めていきます。そして、その答えを写真と動画撮影し、最終的には自主制作映画を作ります。
自主制作の映画の詳細: 「風車の一人旅」
主人公を風車とし、震災から1年たった今、震災のことを振り返る。震災で失われたたくさんの命。被災者の中には家や家族、財産を失ってしまったけれど、彼らは今も生きている。人は何に価値を見出して、何のために生きているのだろうか。「自分にとって価値のあるものはなんだろう?」その答えを探すために風車は旅に出る。風車は旅の中で出会う人々に「あなたにとって価値のあるものはなんですか?」という質問を投げかけていく。その旅の途中で出会った人たちを通して、その答えを見つけだしていくというショートフィルム。
風車に込められた想い
- 部屋の片隅に飾ってある風車は自分1人では回ることはできません。しかし、誰かが風を吹かせてあげれば、風車は回りだします。このプロジェクトでは風車を日本に例え、世界中からの“復興を願う気持ち”が風となり風車を動かす力になるということを表現しています。旅で出会う人達と築いてきた絆は羽を動かす風となり、風車が回り始めてフィルムは終わります。
- 風車が「価値のあるものはなんだろう」という問の答えを探すと同時に、このイベントに参加してくださる全員の方に“価値“について今一度見なおしてほしい。貨幣経済の波に飲まれて、貨幣の価値に囚われがちだけれども、お金では手に入れられない物に価値はあるはず。このイベントを通して、皆さんに自分にとって何が大切なのかを改めて考える機会になってほしいと思っています。このイベントのテーマの「絆」もその価値の1つだと思っています。そんな海も国境も超える絆を築いていこうという想いがこのフィルムには込められています。
そして、このフィルムを4月5日(木)にWestwen Washington Universityで行うイベントで公開します。
イベント詳細
日時: 4月5日(木) 19時~
場所: Western Washington University, AH100
516 High St Bellingham, WA 98225
内容: 自主制作映画&ダンスや歌のパフォーマンス
入場料: 最低$1の寄付金
チケット代と寄付金は直接宮城や福島の自治体に送られます。
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